ペルシャ絨毯について

ペルシャ絨毯の敷き方・使い方

お客様をお迎えする玄関に

お家を訪問した時の第一印象は、まず玄関。

華やかで美しいペルシャ絨毯を置いてみると、また一段とその印象も変わります。

くつろぎのリビングルームに

家族の団らんや、お客様をお迎えするなど、使用頻度が高い部屋。ペルシャ絨毯がリビングをより素敵な空間にします。

落ち着いた畳敷きの和室に

その昔、ペルシャからシルクロードを伝わって来た多くの図柄は、日本でも馴染みがあり、和の空間にも調和します。

ご先祖を想う気持ちで

ペルシャでは、神聖な礼拝用の絨毯としても使用されることも多く、日本では仏壇の前にお使いいただくこともできます。

タペストリーとして

絨毯は敷くだけでなく、タペストリーに加工してお使いいただくこともできます。

絵画のように

絨毯を額装して、絵画のように鑑賞していただくこともできます。

有名工房

マスミ【QUM クム】

素材はカスピ海沿岸産の最高級シルク。これをマスミな らではの草木染めによってパール調のライトカラーに 染め上げ、ペルシャ絨毯では最高級に属する密度をもって織りあげられています。素材から織りまでを統括するデザインカが、マスミの絨毯を芸術の域にまで高めています。

ジャムシーディー【QUM クム】

ずば抜けた品質とデザインで世界から絶賛されている絨毯工房。デザイン ・ 染め ・ 織りの全工程を自ら手掛けるモハッマド ・ ジャムシーディープール氏の方針により、徹底して天然草木染め、最高級シルクを使用。これにより「水洗いOKのシルク絨毯」を完成、 世界の常識を覆したことでもよく知られる工房です。

セイラフィアン【ISFAHAN イスファハン】

ペルシャ絨毯の工房の中では、 最も知名度の高い工房 です。1934年、銀行家であったレザーの家で描いた絨毯デザイナーアルチャングを支援して、自らも絨毯の世界に入り込んでいったのがその始まリといわれています。今では、6人の子供と孫がセイラフィアン・ファミリ ーを形成しています。

ダルダシティ【ISFAHAN イスファハン】

1959年に親子で工房を設立。伝統的なイスファハンのデザイン、織りを守りながらも、新しい色使いを取り入れ、ヨーロッパで特に高い評価を得ています。その作品の一部はイランの絨毯博物館にも展示され、各国のロイヤルファミリ ーに愛用されています。

ハビビアン【NINE ナイン】

ロンドンで斬新な絨毯を発表した後、一躍ヨーロッパでは人気を獲得しました。

代表的なデザインは、メダリオン文様のいわゆるモスク・デザインと呼ばれているモスクの天井を模したデザインや、ジョーシャガン・デザインなどで、現在では様々な品質のものが出回っています。

アリナサブ【TABRIZ タブリーズ】

動物や植物、絵画等いきいきとした作品で知られる工房。タブリーズにある工房は、きめ細やかで正確な織りと、きめ細やかな色彩を表現できる優れた技術が、世界中で高い評価を得ています。その影響からペルシャ絨毯がタペストリーとして鑑賞に値するというイメージが定着してきました。